Ver.3.0.0C/D環境は、「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱」のコラボカード(特に前半)の台頭によって大きく動いたシーズンでした。
前Ver.から猛威を振るった旗陣形は構成が変化しつつも依然として強力で、新コラボカードである緋SR緋村剣心や紫SR四乃森蒼紫も環境を席巻。
さらに出雲阿国や黄熾関連の修正が入り、わずか2週間で緊急修正が実施されるという異例の展開でした。
この記事では、環境を動かしたトップカードから注目株まで振り返っていきます。
※本記事はあくまで私のランク帯付近(風来坊)での内容になります。予めご了承ください。
今Ver.のトピック
- 下方修正(Ver.3.0.0C):蒼ERジャンヌ・ダルク/碧SR孫臏/玄Rエイリーク/玄SRラグナル/紫SR由井正雪/琥SR島左近/黄ER出雲阿国/黄N小野鎮幸/黄SRグィネヴィア/黄Rグラバー/黄N張梁
- 「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱」コラボ前半(緋SR緋村剣心/碧SR巻町操/紫SR四乃森蒼紫/黄SR比古清十郎)
- 特技「黄熾」調整:ゲージ減少量 1.3cごとに2.3%→2.4%
- 緊急下方修正(Ver.3.0.0D):蒼ERジャンヌ・ダルク/蒼SR長宗我部信親/緋SR緋村剣心(新)/黄ER出雲阿国/旗陣形(効果時間&延長時間)
- 「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱」コラボ後半(琥SR沢下条張/玄SR悠久山安慈/蒼SR瀬田宗次郎/紫SR志々雄真実)
- 特技「黄熾」再調整:ゲージ減少量 1.3cごとに2.4%→2.5%
るろ剣コラボ後半カードの使用感は、下記の記事で詳しくまとめています👇
環境にいた強カード
旗陣形
Ver.3.0.0Cでは、前Ver.で流行した「玄Rエイリーク+黄SRグィネヴィアによる延長型」から、別の旗陣形を盛った延長型へと変化しました。
蒼ERジャンヌ・ダルクは依然として採用率が高く、新たに黄ERアーサー王を採用するプレイヤーも増えました。さらにコラボ剣心入りの構成も見られました。
緊急修正を経て、ようやく落ち着きを見せた印象です。
黄ER出雲阿国
全体武力上昇値が据え置きで覇気増加倍率のみの修正、依然として壊れ級の性能。
緊急修正で武力+2に下げられ、ようやく抑えられました。他の黄熾組(小野/グラバー/張梁)もゲージ減少量増加+下方修正のダブルパンチを受け、影響大。
緋SR緋村剣心(新)
士気6の超絶強化が凄まじく、武力+7/斬撃範囲変化/発生短縮/連環/威力UPで逃げ切れない強さを誇りました。
コラボ期間中に緊急下方が入るのは極めて珍しい事態。下方後もまだ強力で、再度の下方修正があるかもしれません。
紫SR四乃森蒼紫(新)
乱戦斬撃の複数ヒットによる高火力が強烈。渾身は扱いづらいものの、紫SR田豊とも相性が非常に良く、全国対戦でよくマッチしました。
琥ER石田三成
琥煌ゲージ6消費で武力+10・知力+3・速度上昇・兵力回復はパワー抜群。琥SR羊祜の琥煌3を重ねたフルコンも強力。
琥煌ゲージ5以下でも+6号令として運用可能な柔軟さも◎。琥SR大谷吉継/琥SR小りんと組んだデッキはよく見かけました。
碧R徳川秀忠(碧R金刺盛澄)
風来坊のランク帯では多くマッチはしませんでしたが、碧SR孔子などを入れた弓盛りは強かったです。一部ランク帯では碧R金刺盛澄とのコンボも存在しました。
蒼SRジル・ド・レ+蒼R司馬靳
Ver.後半から注目されたコンボ。蒼SRジル・ド・レの計略「神聖なる怪物」の効果中に発動できる士気0.5の短計「神出」の再発動時間が短く、短計発動で兵力回復できる蒼R司馬靳の計略「副将の加勢」が相性抜群。
削っても削っても兵力を回復され、強引に攻城も狙ってくる。使われたらこちらは計略をケチらずに早めに潰すのが良さそう。
黄Nアーネスト・サトウ
特技「黄熾」が下方修正されたことで、さらに重要度が増した黄熾ゲージ増加効果を持つ計略。「黄熾の戦略」は武力+4に黄熾ゲージ増加+知力上昇まで付く士気5とは思えない性能。
その他の注目カード
- 紫SR劉邦:紫N暴焉など新カード追加に加えて、前Ver.で修正無し。依然として強力。
- 玄SRラグナル: 溜め時間が延長され使いづらくなったものの、強化効果自体は修正無し。そのため強化計略と組み合わせて発動されると依然として脅威。玄ER五郎八姫との採用が目立ちました。
- 黄SR比古清十郎:自身が3.5コスと重いため、流行はしないが計略は非常に強い。特に計略中に発動できる短計・九頭龍閃の火力が凄い。
- 蒼SR長宗我部信親: 風来坊のランク帯ではあまりマッチしませんでしたが、効果時間と防護効果に緊急修正が入るほどの逸材。一緒に入る蒼R森蘭丸の弱体射撃も強力。
- 緋SR信陵君:効果時間が11.3Cに延長され、さらに破格の士気6号令に。計略はかなり強いが流行りきらないのは狭い効果範囲が原因か?
- 碧ER徳川家康:Ver.前半はよくマッチしたが、後半は減った印象。4枚デッキはかなりパワーがあるので、次Ver.に期待。
- 蒼SR始皇帝: 前回の全国大会優勝デッキのメインカードだが、新カード追加で全く修正が入っておらず強いまま。単品の計略性能も十分だが、蒼R三浦義村との効果延長コンボも厄介。
- 紫SR朝倉宗滴:3.5コス槍術が強力で計略も使いどころがある。紫SR由井正雪のゾンビデッキや紫R丸橋忠弥の槍単は依然としてマッチする。
まとめ
Ver.3.0.0C/D環境は、前半特に「旗陣形/阿国/コラボ剣心」が中心となったシーズンでした。
緊急修正によって一時の極端な環境は落ち着きを見せましたが、その裏で今まで埋もれていた武将たちが少しずつ姿を現し始めています。
次のバージョンでは、これら新たに台頭するカードが主役になるのか、それとも再び“壊れ”級の存在が現れるのか――環境の行方に注目です。楽しみです。
▼前Ver.(3.0.0A/B)の環境総括はこちら
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